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全日本大学駅伝2021日程コースや出場校&各大学の戦力情報と予想!

今回は、全日本大学駅伝2021/日程コースや出場校&各大学の戦力情報と予想!ということで、11月に控える全日本大学駅伝に向けての概要を整理してみました。

駅伝シーズンスタートとなる出雲駅伝では、なんと東京国際大学が初出場で初優勝。

もちろん、優勝候補に挙がってはいましたが、駒澤や早稲田、青山学院など優勝常連校も犇めく中でのブッチギリの勝利に、新しい時代の幕開けを感じずにはいられませんでした。

常にトップ争いが変わり、最後まで順位が入れ替わるため、本当に最近の駅伝は面白いです。

ただ、駒澤も青山学院もこのままでは終わらないでしょう!!

かならず策を練ってこの全日本大学駅伝に挑んでくるはず。

区間賞が各区間違う大学の選手が獲得するなど、近年の『戦国駅伝時代』はどの大学が優勝を手にするのでしょうか。

早速、概要を見ていきましょう。

 

区間エントリーはこちら ↓

全日本大学駅伝2021/区間エントリー&順位速報・最終結果まとめ!

全日本大学駅伝2021 日程

まずは、全日本大学駅伝2021年の日程や大会概要を見ていきましょう。

日時: 2021年11月7日(日)

時 間: 8:05~ START

テレビ放送: テレビ朝日系列

 第53回全日本大学駅伝対校選手権記念大会 公式SNS

公式HP: https://daigaku-ekiden.com/index.html

公式Twitter: https://twitter.com/daigaku_ekiden

テレビ朝日(全日本大学駅伝HP): https://www.tv-asahi.co.jp/ekiden/ 

 

 第53回全日本大学駅伝対校選手権記念大会 スケジュール

10月13日(水)正午 チームエントリー締め切り(競技者16人以内)
(今年)10月21日 チームエントリー公式発表
11月4日(木)午後6時まで メンバーエントリー ※競技者8人補員5人
仮:11月05日(金) 区間エントリーメンバー発表
11月7日(日) 朝 確定区間エントリー発表
11月7日(日) 08:05 号砲

※ 今年も大会当日、スタート直前にメンバー変更を受け付けます。確定メンバーは大会ホームページや各大学SNS等でお知らせする予定。(今年も3名かな?)

チームエントリーはこちらで

全日本大学駅伝2021/区間エントリー&順位速報・最終結果まとめ!

全日本大学駅伝2021 出場校一覧

こちらが、全日本大学駅伝2021の出場校一覧です。今年は、全部で27校の大学が出場します。

関東(シード8校) 駒澤大学
東海大
明治大学
青山学院大学
早稲田大学
東洋大学
帝京大学
順天堂大学
関東(推薦枠7校) 東京国際大学
國學院大学
法政大学
拓殖大学
中央大
中央学院大
日本体育大学
北海道(予選会) 札幌学院大学
東北(予選会) 東北大学
北信越(予選会) 信州大学
東海(予選会) 皇學館大学
岐阜協立大学
関西(予選会3校) 立命館大学
関西学院大学
大阪経済大学
中国四国(予選会) 環太平洋大学
九州(予選会) 第一工科大学
OP 日本学連選抜チーム
OP 東海学連選抜チーム

 

◆ 全日本大学駅伝2021 地区予選会に関して

  • 東海地区選考会(選考枠1)6月13日(日)
  • 関西地区選考会(選考枠3) 6月13日(日)
  • 関東地区選考会(選考枠7)6月19日(土)
  • 九州地区選考会(選考枠1)6月27日(日)
  • 北信越地区選考会(選考枠1)7月17日(土)
  • 北海道地区選考会(選考枠1)8月14日(土)
  • 中国四国地区選考会(選考枠1)9月11日(土)
  • 東北地区選考会(選考枠1)9月27日(月)

の日程で、全27校が決定しています。

ティ―カップさん
ティ―カップさん
今年の箱根駅伝2位で飾った創価大学は、まさかの14位で予選会敗退しています。出雲の結果も悪くなかっただけに、残念ですね…。

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全日本大学駅伝2021 コース詳細&区間記録

2018年からコースと区間距離が変更になりました。

  第53回全日本大学駅伝対校選手権記念大会 コース

第1区(9.5 ㎞)  熱田神宮西門前 → 愛知県・名古屋市港区藤前(ファーストカーゴ前)

第2区(11.1 ㎞) 名古屋市港区藤前 → 三重県・桑名市長島町(長島スポーツランド前)

第3区(11.9 ㎞) 桑名市長島町 → 四日市市羽津(霞ケ浦緑地前)

第4区(11.8 ㎞) 四日市市羽津 → 鈴鹿市林崎町(ファミリーマート鈴鹿林崎町店前)

第5区(12.4 ㎞) 鈴鹿市林崎町 → 津市河芸町(ザ・ビッグエクストラ津河芸店前)

第6区(12.8 ㎞) 津市河芸町 → 津市藤方(ベイスクエア津ラッツ)

第7区(17.6 ㎞) 津市藤方 → 松阪市豊原町(JA松阪前)

第8区(19.7 ㎞) 松阪市豊原町 → 伊勢神宮内宮宇治橋前

ース図PDF

 コースの特徴

1区 唯一の10㎞未満コース。5㎞手前で高低差15mの旧坂あり。終盤の下りでバラける。
2区 スタート直後は、起伏があるが後は平坦。1区がまとまってきた場合、2区でごぼう抜きも可能。
3区 4区にかけてアップダウンが続く
4区 距離は短くなったが、起伏が激しく、一番難しいといわれるコース
5区 スタート後に大きな起伏後、後半は平坦。単独走も可能な選手が求められる
6区 同一市内を走る県庁、主要企業が本社を置くにぎやかなコース
7区 8区アンカーにつなぐ前に勝負を決めたい大事な7区
8区 アンカーは最長の19.7㎞。大きな起伏もあり、数々の名勝負があった場所

 

 第53回全日本大学駅伝対校選手権記念大会 区間記録

区間 時間 選手名(大学名) 大会回数
1区 27分07秒 三浦 龍司(順天堂大) 52回
2区 31分17秒 伊藤 達彦(東京国際大) 51回
3区 33分01秒 相澤 晃(東洋大) 51回
4区 33分16秒 石原 翔太郎(東海大) 52回
5区 35分47秒 佐藤 一世(青山学院大) 52回
6区 37分22秒 長田 駿佑(東海大) 52回
7区 50分21秒 P・M・ワンブィ(日本大) 50回
※8区 55分32秒 M・モグス(山梨学院大) 39回
 

※区間距離変更のため1~7区は50回以降、8区は24回以降

湯呑さん
湯呑さん
8区のモグスは置いておいて、区間記録のほとんどが、昨年、または一昨年のものになります。本当レベルがどんどん上がってきています。

 

 第53回全日本大学駅伝対校選手権記念大会 歴代MVP

大会回数 選手名(大学名)
第46回大会 横手 健(明治大)
第47回大会 口町 亮(東洋大)
第48回大会 森田 歩希(青山学院大)
第49回大会 阿部 弘輝(明治大)
第50回大会 森田 歩希(青山学院大)
第51回大会 名取 燎太(東海大)
第52回大会 田澤 廉(駒澤大)

森田選手は2回もMVPとってるんですね!それでおいて、出雲も箱根も強かったので、本当凄い選手でした…

全日本大学駅伝2021 各大学の戦力分析と優勝予想

全日本大学駅伝2021に向けて、各大学の戦力分析をしてみました。

ちなみに、昨年の優勝は、駒澤大学が手にしました。(本当駒澤と全日本大学駅伝は相性がいいですね!!)

優勝 駒澤大 5時間11分08秒
2位 東海大 5時間11分31秒
3位 明治大 5時間12分24秒
4位 青山学院大 5時間12分42秒
5位 早稲田大 5時間13分04秒
6位 東洋大 5時間13分15秒
7位 帝京大 5時間14分40秒
8位 順天堂大 5時間14分43秒

こんなにアンカーまでもつれた全日本大学駅伝はあまり記憶になりような…。

直近の大会結果

◆ 出雲駅伝2021

  大学 タイム
1 東京国際大学 2:12:10
2 青山学院大学 2:14:07
3 東洋大学 2:14:13
4 國學院大學 2:14:13
5 駒澤大学 2:14:53
6 早稲田大学 2:15:00
7 創価大学 2:15:37
8 帝京大学 2:16:24
9 東海大学 2:16:53
10 順天堂大学 2:17:17

 

◆ 日本インカレ2021/9月17日(金)~19日(日)

緑文字の選手が、今回の全日本大学駅伝に絡んできそうな選手です。

~ 5000m ~

  1. 13:46.98 近藤幸太郎 (3年/ 青山学院大)
  2. 13:48.57 篠原倖太朗 (1年/ 駒澤大)
  3. 13:48.78 丹所健 (3年/ 東京国際大)
  4. 13:54.55 アニーダサレー (3年/ 第一工科大)
  5. 14:02.24 杉山魁声 (4年/ 筑波大)
  6. 14:04.16 今江勇人 (M2年/ 千葉大)
  7. 14:05.48 伊豫田達弥 (3年/ 順天堂大)
  8. 14:08.92 新家裕太郎 (3年/ 創価大)
  9. 14:11.35 野村優作 (3年/ 順天堂大)
  10. 14:11.77 ボニフェス ムルア (3年/ 山梨学院大)

~ 10000m ~

  1. 27:58.60 ジェームズブヌカ (4年/駿河台大)
  2. 28:00.36 フィリップ ムルワ (3年/ 創価大)
  3. 28:29.48 ワンジクチャールズカマウ (2年/ 武蔵野学院大)
  4. 28:44.50 ボニフェス ムルア (3年/ 山梨学院大)
  5. 28:52.63 上田颯汰 (3年/ 関西学院大)
  6. 28:53.52 嶋津雄大 (4年/ 創価大)
  7. 28:54.14 ルカムセンビ (3年/ 東京国際大)
  8. 28:55.48 吉岡智輝 (4年/ 順天堂大)
  9. 28:56.25 中山雄太 (3年/ 日本薬科大)
  10. 28:57.80 前田義弘 (3年/ 東洋大)

シード各校主要選手持ちタイム(5000m/10000m/ハーフ)

 東海大学

何年か前だったら優勝候補間違えなしのタイムなのに、もう周りの大学が強過ぎて霞んでしまいます…。ただ、28分台のランナーもいますし、なんとか今年は食らいついていきたいところですね。

4年 市村 朋樹 13:37.50 28:03.37
本間 敬大 13:53.33 29:14.44
3年 竹村 拓真  13:58.29 29:01.93
2年 神薗 竜馬  14:01.45 28:42.61
喜早 駿介  13:53.42 28:52.13
佐伯 陽生  13:55.89  
松尾 昂来  13:57.91 28:21.80
溝口 仁 13:49.60 30:50.98

 

 青山学院大学

爆発的な大エースは不在でも、全体的な強さは青学がNO1かもしれません。あとは、区間配置とピーキングを合わせれば、箱根はいけるかも…?

4年 飯田 貴之 13:55.83 28:49.45
湯原 慶吾 13:52.11 28:44.99
3年 近藤 幸太郎 13:34.88 28:10.50
中倉 啓敦 13:55.29 28:56.13
西久保 遼 13:59.18 28:21.39
岸本 大紀 13:58.18 28:32.33
中村 唯人 13:51.81 28:45.92
2年 佐藤 一世 13:49.74 28:50.56
1年 鶴川 正也 13:43.96  
若林 宏樹 13:41.32  

 

 駒澤大学

強い。もう強過ぎます。ゲームチェンジャー的な選手がたくさんいますし、何より田澤選手の崩れなさはもはや神的。

4年 佃 康平 13:59.51 29:15.94
3年 田澤 廉 13:29.91 27:39.21
山野 力 13:54.17 28:32.71
2年 赤津 勇進  13:52.27 28:30.64
赤星 雄斗  13:57.55 30:10.29
唐澤 拓海 13:32.58 28:02.52
鈴木 芽吹 13:27.83 27:41.68
花尾 恭輔  13:51.89 28:29.82
安原 太陽 13:43.65 29:27.18
1年 篠原 倖太朗 13:48.57  

 

 東京国際大学

きちんと日本人エースも出てきましたし、面白い勝負が出来そう。アンカーにヴィンセント選手を持ってこられたら、他大学はお手上げ状態ですよね。

3年 イェゴン ヴィンセント  13:15.15 27:30.24
丹所 健 13:46.17 28:19.17
堀畑 佳吾 13:49.47 29:35.93
宗像 聖 13:57.22 29:13.94
山谷 昌也 13:49.47 28:29.36
2年 村松 敬哲 13:54.79 29:37.29
1年 佐藤 榛紀 13:50.31  
白井 勇佑 13:58.00 29:25.80

 

 東洋大学

石田選手が、怪物化1歩手前ですかね。相澤選手のような東洋の大エースになるでしょう。タイム的には、1歩劣るものの、勝負に勝ち切るのは監督の手腕なのかもしれません。

3年 及川 瑠音 13:47.98 29:03.21
大沼 翼 13:57.68 29:32.48
柏 優吾 13:59.28 28:49.72
児玉 悠輔 13:55.22  
前田 義弘 14:05.72 29:11.42
2年 奥山 輝 13:58.72 29:51.95
1年 石田 洸介 13:34.74 28:37.50

 

 早稲田大学

27分台が3人いて、タイム的には駒澤と同レベルなのに、ここ数年なかなか勝ちきれない早稲田。

4年 千明 龍之佑 13:31.52 29:00.57
太田 直希  13:56.48 27:55.59
中谷 雄飛 13:39.21 27:54.06
3年 井川 龍人 13:45.30 27:59.74
2年 菖蒲 敦司  13:52.46 28:58.10
辻 文哉 13:49.31 29:08.11
1年 伊藤 大志 13:36.57  

 

 國學院大學

いい具合に各学年いい選手が育っています。出雲もいい勝負をしていましたが、全日本でもダークホースになれるか…?

4年 石川 航平  14:06.53 29:26.82
木付 琳  13:56.45 28:27.59
島﨑 慎愛  13:50.20 28:27.98
殿地 琢朗  14:24.04 29:43.64
藤木 宏太 13:44.94 28:10.30
3年 中西 大翔 13:42.24 28:17.84
2年 伊地知 賢造 14:09.88 28:56.08
1年 平林 清澄 13:55.30 28:38.26

シード各校戦力分析

ここからは、シード校の戦力分析をしてみたいと思います。

◆ 優勝は出雲に続いて東京国際大学か!?

全日本大学駅伝も、出雲然りアンカーでの逆転劇が度々起こる駅伝です。

前半区間をミスなく繋いで上手くヴィンセント選手に繋げれば、間違えなく優勝でしょう。

ただ、どこまでヴィンセント選手に負担をかけるか…。出雲は正直もう1人の外国人選手 ムセンビ選手が走るかと思っていたので、全日本大学駅伝はどうするのでしょう。

ヴィンセント選手は、身体が大きい分、負担が大きすぎると怪我が心配ではありますね。

 

◆ 全日本と相性抜群の駒澤

選手層など考慮しても、駒澤が優勝候補NO1であることは間違えありません。出雲のようなミスがなければ、アンカー田澤選手で優勝かな?

 

◆ 勝手に順位予想

1位 駒澤大学

2位 青山学院大学

3位 早稲田大学

4位 東京国際大学

東京国際大学は、優勝かもしくは4,5位で終わるのではないかなと予想しています。

東京国際にとっては、初の3大駅伝になります。ピーキング、選手の使い方など非常に難しく、3つの駅伝を勝ち抜くことは正直厳しいかと。

よって、優勝は妥当な路線で駒澤がいくかな?と思っています。

というより、駒澤と全日本大学駅伝は本当に相性も良い。大きなミスがない限り、アンカーで田澤選手が1位でゴールテープを切っている予感。

そしてアンカーでの競り負けて2位が青山学院。

強いんですが、田澤選手と張り合えるほどの選手はいません。

そして3位は早稲田大学。毎回、優勝候補に挙げているのですが、なかなか勝てません…。そろそろ1位争いに最後まで絡んでほしいです。

 

近年の傾向を見る限り、1区間、ないし2区間沈んだらTHE END。

上手く全区間でミスなくまとめ上げた大学がおのずと上位に食い込んでくるでしょう。

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